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手書きパースの魅力とチカラ

こんにちは!

最近は、気温自体はそこまで低くないので過ごしやすくなってきましたね。

春が近づいてきて、そろそろ本格的に羽織るものを冬物から春物に変えなくてはならなくなってきました。

さて、私たちアーマの長年作っているパースというものは、模型ほどは形の感覚は表現しずらいですが、色や質感で模型では表現できない建物完成後のイメージを表現できる大変便利なツールです。

10年以上前は一般的にパースというと手書きパースが主流でしたが、その後新しいソフトがたくさん普及し、CGパースが主流となってきました。

このような時代の変化と傾向から、近年の建築系の学生は、CGパースしか扱えないという方がほとんどです。

ところが最近パース業界では再び、手書きパースが注目され始めました。

その理由の1つ目は、意外に思えるかもしれませんが、手書きパースは仕事の効率をアップさせる大変有力なパースだということです。

例えば、1回目の打ち合わせで、お客さまの目の前でさらさらっと手書きでパースを書いてイメージをお見せできれば、お客さまも「これがいい」「これはちがう」「こうしたい」とイメージがわきやすくなって、打ち合わせがスムーズに進みます。

つまり、1回の打ち合わせで決められることがぐんと増えるというわけです。

そして、今となっては少ない手書きパースが書けるパース製作者であれば、お客様からの信用度も格段にあがり、仕事の効率化や受注力アップにもつながります。

2つ目は、手書きパースの柔らかな印象は手書きパースならではの最大の魅力となっているということです。

CGパースでも手書き調に仕上げる方法はありますが、本物の手書きに比べたら決して同じクオリティとは言えません。

さらに、CGパースには、細かなデザインやお客様の好みの家具、照明器具、インテリア、植物、色、柄など、ライフスタイルを表現するようなグッズを表現するにはどうしても限界があります。

この点、手書きパースであれば書き手次第でいかようにも書くことができます。

『お客様の好みを反映できるかどうか』はパースの醍醐味であり、お客様の心に一番響くものです。この人ならば、この会社ならば、こちらのイメージを形にしてくれそうとお客様に思っていただくためには、手書きパースは最有力のパースといえるのです。

私自身、長年パース制作をしていくにあたって、手書きパースの持つ魅力とチカラを実感し、手書きパースの技術をたいせつにしていきたいという思いを常に持ち続けてきました。

アーマでは20年以上パースを手掛けている製作者もいて、手書きパースには大変自信があります。

今再び、書き手もお客様も手書きパースの持つ魅力に注目し、パース業界に手書きパースの出番が増えていくことを楽しみに思っております。






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