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手書きパースの魅力

こんにちは☀

朝の冷え込みと夜の冷え込みがここ最近冬の訪れをしっかりと感じさせますね!

さて、今の時代は3DCADが幅を利かし、手書きパースの需要は減ってきました。

手書きパースのできない、パース会社やパース製作者も多いといいます。

アーマは前身のデザイン会社から含めて約30年以上にわたり、模型・パース業を行ってきています。当然、3DCADのない時代は手書きパースが主流でした。

今でこそ昔の手法、レアなものになりつつある手書きパースですが、一昔前のパースデザイナーは手書きパースをさらさらと描ける人が多かったものです。

今改めて見比べてみると、手書きパースは飾りたくなるほど素敵な作品が多いものです。

3DCADにない手書きパースの魅力とは何なのでしょうか。

それはずばり、手書きならではの、色使い、着彩の美しさなのではないかと思います。

構図や遠近法など様々なテクニックももちろん重要ですが、手書きパースの中の自然や緑の存在感、着彩は特に印象に残るものです。

手描き建築パース制作の第一人者として、建築デザインの実践的教育をめざしている宮後浩先生の「緑のプレゼンテーション」にも、樹木をかっこよく描くコツが載っています。

「まず樹木を描くには、その葉の形状、樹木全体のボリューム、季節に寄る状況の変化をある程度把握する必要があります」とのことですが、素人がこれを読み、見様見真似に描こうとしても、なかなかコツが掴めず描けないものです。

つまり、手書きパースにはシンプルに絵を描くうまさ、スケッチ力が必要なのです。

絵を描くことが上手い人は、空間把握能力や色彩感覚に優れた人が多いもので、このようなセンスは機械では作りだせない繊細さが必要となります。

手書きパースでは、3DCADでは作り出せない、繊細さやわびさびといった風合いを出すことができるのです。

3DCADが主流となった今こそ、手作りパースの魅力を再確認していただきたいものです。

アーマは手書きパースも得意とする、建築・模型デザイン会社です。

これからも幅広く、時代に飲み込まれない、かっこいい模型・パースを作り続けられるよう邁進いたします。




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