top of page
検索
  • A-MA

ミニチュアの最高峰「建築模型」

こんにちは!

すっかり寒くなり、コートがなくては過ごせない気温になってまいりましたね。

アーマは風にも負けず、雨にも負けず、冬の寒さにも負けず、毎日営業しております。

建築模型はミニチュアの最高峰だと言われているそうです。

建築模型の製作者や建築模型に多く携わった事のある方でないとなかなか実感がわきにくい言葉なのではないでしょうか。

そこで、いわゆる建築模型とはどんなものかについて、簡単にお話いたします。

建築模型は、その用途の違いなどから、大きく4つに分別されます。

その中で圧倒的に多いと言われている「スタディ模型」は、建設したりする前に予め形態や大きさなどを確認するために製作する検討用の模型です。

その他、建物の完成した様子を表現した完成予想の「プレゼンテーション模型」や、博物館やテーマパーク・資料館などで動作や仕組の説明目的に作られる展示の「演出模型」、住宅やマンションの販売業者による販売支援のための「商業模型」などがあります。

「スタディ模型」とは、 建築設計を行う際に設計内容を確認するために作る簡易模型のことです。

設計経験の長いプロフェッショナルな建築家でも、頭の中で考えていた空間を実際に作ると、想像していた形と異なることがよくあります。

間違った設計をそのまま作ってしまった場合は、度々やり直し作業をする訳にもいきませんし、建築物に対して大きなダメージとなってしまいます。 そこで、建築設計の初期段階では「スタディ模型を製作」します。 模型を作ることで、間違いを事前に「チェック」し正しい内容に変更してゆくのです。

その他にも、スタディ模型の使い方としては、大規模開発や公共事業など大掛りな建設などで、設計図を立体模型で確認しながら設計を進めてゆきます。

注文住宅などでも設計士さんがスタディ模型を持参して説明することが多いです。

スタディ模型にすることで、その建築物に対してのイメージ喚起し、建築前にその建築物に対する誠意と気合を表しているとも言えます。

このような意味からも、建築模型はただの模型ではなく、未来の地図に残る建築物の、まだ見ぬ姿を形にした夢と希望にあふれる模型なのです。

建築模型はミニチュアの最高峰、たしかにわかる気がします。




bottom of page