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デザイン業とは

こんにちは♪

ここ最近は上着がいらないほどあたたかかったり、急に寒くなったりが繰り返されて、体調管理が大切になってきますね。

春がすぐそこまで来ています。

アーマの近所には、春になると桜の咲く緑道や公園があって、毎年桜をじっくりと見ることができるので、今頃から楽しみになってくるものです。

コロナ問題などで、世間は不穏な空気が続いていますが、体調管理やウイルス対策に配慮しながら、一日一日を大切にしていきたいものですね。


さて、そんな春も近づく今日この頃ですが、パースのお仕事について時代の変化を感じることが近年多々あります。

今やパースといっても、手書きパースからVRパースまでさまざまなパースが出てきてパースの選択肢が多い中、何を選ぶか、パースのニーズが問われる時代です。

というのも、今まではパースといえばパース屋に頼むものという概念だったものが、便利で簡易なソフトがたくさん出てきたことから、少しやりこめば誰でもパースは作れてしまうものになってきました。


こんなパースの飽和時代に、プロのパース制作者として重要なことは、設計者から設計意図を聞き出す努力を惜しまないことです。

具体的にいえば、プロジェクトのスタート時点で、どんどん表現に関する提案や話し合いをすべきです。例えば、「この部分の形状にこの建築の特徴があるようなので、その形状を最大限生かすように縦構図で画角を狭めましょうか?」「メインは建物ですが、周囲との関係性も重要そうなので、周囲の表現を彩度をある程度落とつつもしっかり描いてみるのはいかがでしょう」など、設計者と最初の打ち合わせの段階で表現に関する話し合いをじっくり交わすことです。

設計者の希望する設計意図とイメージをパース制作者側がしっかり把握することで、そのパース制作は格段にスムーズに進みますし、修正にとられる時間を減らすことができます。

最初の打ち合わせの重要性を見落としがちなパース制作者は結構多いのではないでしょうか。


近年ではBIMの導入など盛んになり、パース制作にも大きな変化が到来していますが、デザイン業に就いている限り、自身のセンスを磨いていくことがすべての柱となります。

システムの進化は平等ですが、個人のセンスといった個人力で差がつく時代にどんどんなってきたということです。

これからも、デザイン業に就く者として、情報量の収集・勉強・経験を重ねセンスを磨き続けていきたいと思います。






















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