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「建築模型」ミュージアム②

さて、今回は前回のブログに引き続き、「建築模型」ミュージアムについて書いていきたいと思います。

「建築模型」ミュージアムは寺田倉庫の運営による、日本唯一の建築模型のミュージアムです。そして、ミュージアムの運営に寄せる思いと目的は、天王洲アイル地区の活性化と、文化・芸術の支援育成です。

では、実際にミュージアムの中はどのような展示がされているのでしょうか?

ミュージアムの実態に迫ってみていきたいと思います。

展示室は約450m2、高さ5.2mという大空間で、現在、約30組の建築家が参加し、約460点の模型が展示されています。

これからさらに参加者と展示模型は増加する見込みだと言います。

「建築倉庫ミュージアム」の2つの展示室では、国内外で活躍する海外・日本人建築家や設計事務所による建築作品の模型を、スタディ模型から完成模型までさまざまに展示しています。 従来の模型を中心とした展示に加え、写真やビデオ作品、ドローイングなどの資料を展示し、幅広く建築文化を発信しています。 また、会期ごとに展示される模型は入れ替えが行われるため、訪れるたびに新しい模型作品を観ることもできます。

また、「ARCHI-DEPOT ONLINE」といって、模型文化・若手の建築家をワールドワイドに紹介する事を目的とした『建築模型の閲覧機能を持ちかつその模型の保管もできる』世界初のWEBサービスも行っています。

こちらでは、1空間ユニット=1スペース(100cm ×100cm ×45cm)500円/月(税抜)で保管し、かつWEB上で簡単にポートフォリオが作成でき、「建築倉庫ミュージアム」での展示のチャンスもあります。

ミュージアムには、提案段階で完成には至らなかった模型や設計図が完成するまでに制作するスタディ模型を展示する建築家もいて、このミュージアムがなければ目にすることができなかったであろう模型を観ることができます。

どの模型もアート作品として見ているだけでも楽しいですが、建築家がどのような意図で建物がこの形になったのか、それぞれの建築家の作品に対する思考のプロセスを見て取れる、とても興味深いものです。

建築模型は、建築家によって模型の作り方、見せ方が大きく異なるのが見どころポイントのひとつです。

そんな建築家ひとりひとりの個性やアイデンティテイが投影された模型を、リスペクトして展示した、「建築模型」ミュージアムは建築デザイン業界の可能性を大きく開いた場所だと言えます。

建築・デザインに携わる者ならば、必ず一度は訪れたいミュージアムです。




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